静岡と東京の風景を描いた作品や、2020年頃から2025年までの過去作を多く展示しました。
(ステートメント)
きのう描いた絵が一枚、机の上にある。
しばらく眺めては気になるところを直し、壁に貼って出来栄えを確認する。そうしてやっと満足できたらスマホのカメラロールをたどり、次に描きたいものを探す。ぼーっとしたまま過ぎていく日もあれば、すいすい描けて嬉しくなる日もある。そんなふうにして溜まっていく絵は、その一枚一枚が積み重なる時間のようでもあるし、ひらひらと舞い落ちる葉のようでもある。
たくさん描けばいつか、その地層から芽が出ることもあるだろうか。空っぽなわたしを満たしてくれるだろうか。
とりとめもなく夢を見つづけている今日にも、また明日がやってくる。絵を描く日が降り積もっていく。
竹浪音羽